童話『うさぎとかめ』が教えてくれたこと

みなさんご存知のイソップ寓話『うさぎとかめ』。この有名なお話しには人が成功するための重要なメッセージが示されているのはご存知だろうか。

 

うさぎはスタートから一気に駆け出し、かめとの距離を圧倒的に引き離して、ゴールまで3分の2あたりまで進んだ。ここで、うさぎは、はるか後方にいるかめの姿を見ながら、もう追いつけない距離だと確信し、眠ってしまう。

 

一方、かめはうさぎの走りには目をくれず、ただただゴールに目を向けて一歩一歩、歩みを進める。少しずつの距離が積み重なってやがて大きな距離となり、とうとう、うさぎの姿を捉えて、抜き去ってしまった。その後も着実に前進し、先にゴールに到着した。

 

ここで、大切なメッセージは、常に目標を見ていたかどうかである。うさぎはかめとの距離ばかり気にして、目標の方へ目を向けていなかった。一方、かめは、うさぎの方には目もくれず、絶えず目標の方向に目を向けていた。

 

また、かめは休まずに少しずつ前進することを続けていったことである。少しずつの距離でも連続して続けていけば、やがて大きな距離となる。

 

成功するための秘訣も、常に目標を捉えて、スモールステップでも構わないから毎日休まずに続けていくことが重要だ。